KintoneRestAPIClient getAllRecordsを使ってみる

サイボウズが公開しているAPIを利用します。

APIを利用して、データ取得を行います。

事前準備

事前にkintone REST API Clientを使用可能にする必要があります。

kintoneの設定画面にある、「JavaScript / CSSでカスタマイズ」に以下を設定する必要があります。

 ・「URL指定」で追加を選択

 ・URLを記載 https://js.cybozu.com/kintone-rest-api-client/3.2.1/KintoneRestAPIClient.min.js

  ※最新版はサイボウズ社のサイトを確認してください Cybozu CDN – cybozu developer network

 ・「保存」をしてください。

利用アプリ

利用アプリの説明

・アプリ名:任意

・項目:以下の設定でプログラムを作成しています。

項目名フィールド属性フィールドコード
コード文字列(1行)コード
名前文字列(1行)名前

プログラム

(function() {
  'use strict';
  kintone.events.on('app.record.index.show', async function(event) {
    
        const client = new KintoneRestAPIClient();
        const resp  = await client.record.getAllRecords({
                    app: kintone.app.getId(), 
                    fields:[],
                    condition: '名前 = "A" '
                });
       //取得した値をログに表示する
        resp.forEach(function(v){
          console.log(v.名前.value);
        });
        
        return event;   
  });
})();

詳細については、以下リファレンスにて確認ください。

js-sdk/record.md at master · kintone/js-sdk · GitHub

kintoneのポイント

APIを利用することで、簡易的にデータ取得を行うことができます。

リファレンスにも記載されていますが、conditionパラメータに、order by、limit、offset は利用できません。

async /await による非同期対応を実施いています。